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AutoHotkeyでステノワード的なものを再現する

こんにちは。かえるです。今回の記事ではAutoHotkeyというショートカットキーを作れるソフトを使ってステノワードのようなシステムを再現してみようと思います。

ステノワードとは

超高速入力キー「ステノワード」 – スピードワープロ

このサイトがわかりやすいですね。簡単に言うと、テレビの字幕をリアルタイムで書くために生まれた速記用キーボードです。キーを同時押しする組み合わせによって単語が登録されていて、高速で入力できるということらしいです。

AutoHotkey

そしてAutohotkeyというのが今回の主役です。このソフトを使ってステノワードシステムを再現していきます。

このソフトはかんたんなプログラミングでwindowsのショートカットキーを作ることができて、今回求めている同時押しで入力する機能もあるのでこれを使います。

セットアップとテスト

とりあえずサクッとダウンロードとインストールをしたので、早速試してみます。

~h & b::Send,{Backspace}はてなブログ

こういうプログラムを書いて、保存してファイルを右クリックして「Run Script」をクリックするとタスクバーにAutoHotkeyのアイコンが現れました。

この状態でメモ帳を開いてhとbを同時押しすると…

なんと!「はてなブログ」と入力されました!

文章だと伝わりづらいですが、たしかに入力されました。

実際にやってみる

それでは実際に入力していきます。普通の入力と比較していきます。

文は「吾輩は猫である」の冒頭部分です。

わがはいはねこである。なまえはまだない。

どこでうまれたかとんとけんとうがつかぬ。

ひらがなだけで比較します。

~w & h::Send,{Backspace}わがはい
~n & k::Send,{Backspace}ねこ
~n & m::Send,{Backspace}なまえ
~u & t::Send,{Backspace}うまれた
~t & n::Send,{Backspace}とんと
~k & t::Send,{Backspace}けんとう

こんな感じのプログラムを使って挑戦します。

結果

まず普通のタイピングですが、一回タイプミスをしてしまったために23秒かかってしまいました。そしてステノワードもどきですが、なんと25秒かかってしまいました。

僕の技術力不足で動画は出せませんでした。

まとめ

タイピング時間を短縮するはずが逆に長くなってしまいました。敗因としては慣れない配列を覚えなければならなかったことが大きいと思います。これでもっと単語が増えればどんどん覚えなければいけない配列が増えて習得はより困難になると思います。

結論

プロでもない限りは普通にタイピングしたほうが良い。